いつもいつも、同じ時間に立ってるおばあさん。
私が、ナリヤが下校する時間に家を出てナリヤを迎えに歩いていくと、同じ場所におばあさんが立っています。いつもいつも同じ方向を見つめて、その場所を動こうともせず・・立っています。
気になっていました。その様子が淋しげなので・・。
そしたら、ナリヤと一緒に帰ってくる男の子が、おばあさんに向かって小さな声でボソッと「ただいま・・」。
そっか・・この子のおばあさんだ。
孫を思う気持ちと、祖母を思う気持ちが痛いほど伝わってきて、切なくて苦しくて温かくて・・泣けました。
お母さんが出て行き、母親の愛情を知らないあの子は、代わりにおばあさんの愛情をいっぱい受けています。
あの子は大丈夫。絶対に強くなれる。