お風呂から上がって、寝るまでの時間は「お絵かき」。
が、定着しつつある。
昨日もトンボを書いていたナリヤ。
ホンモノのトンボを見せてやりたいけど、いまの季節じゃ無理なので・・・
うちにあった、かなり昔(あたしの兄のやつだ)の昆虫図鑑を見せてやった。色んな種類の、色んな色のトンボが いっぱい載っていて、ナリヤはそれを食い入るように見ながら、「あ!ナリヤが書いた色のトンボと一緒やー!」「手はここについてるんやー!」なんて言いながら観察してた。
図鑑があってよかった。なんでも捨てずに取っておくものだなあと、しみじみ思ってしまった。(捨てずにいてくれた親のおかげです。ハイ)
子供が興味を示したものならなんでも それに触れる機会を与えてやりたいなあと願う おバカな親がココにいます。笑
昨日、耳鼻科に行く予定が、あっけなく終わってしまったので、余った時間で近くにあるジャスコに行った。笑
もちろんナリヤはゲームや乗り物がある所がお目当て。笑
「お金入れてー!」と言うナリヤに、あたしは絶対に入れないのだ。絶対にね。
「ミズカと一緒の時に!」
何度かあたしにせがんだけど、それ以上は言わなかったナリヤ。(諦めたのかな)
乗り物じゃなくてゲームのところで、「ナリヤ お金入れないで手だけ置いてる」
「もう行こう」と言うあたしに、黙って そこに吊るしてあった宣伝用の、マンガの絵が書いてあるチラシを取り、あたしをチラッと見て、大事そうにポケットにしまいこんだ。こんなことで胸がチクリと切なくなるあたしは、やはりおバカだなあと思うけど。
1階に下りると目の前が本屋(誘惑の嵐だよ。。)。
「本買ってー!」って、今度はさっきよりも強く懇願した。(懲りてないぜ全く・・笑)
もちろんあたしの答えは「買わない」。なのです。
買って欲しくて半べそかいてたけど、「・・・・・・じゃあ見るだけ・・・」
って、我慢したナリヤ。(エライぞ)
あたしが隣の食料品売り場で買い物を終えて本屋に行くと、ナリヤがアンパンマンの本を必死で立ち読みしてた。笑
字も読めないのにね・・。
あたしはまた、そんなナリヤに胸がチクリと切なく、愛しくなってしまった。
帰りに手芸屋さんで、今日、また膝の部分が破れてしまったナリヤのズボンの穴を隠すワッペンを買って帰った。
あれでもない、これでもないって、散々迷った挙句、ナリヤが選んだのは、仮面ライダーりゅうきのワッペン。(理由は強そうだから。笑)560円也。
ナリヤは、お母さんは貧乏だと思っているだろうか・・・。
だけど、こんなあたしでも自分の命より大切なものは、ナリヤとミズカなのです。