ナリヤが朝から嘔吐の繰り返しで、お茶を飲んでもすぐに吐いちゃって、もう夕方にはグッタリでした・・。

慌てて仕事から帰って、病院に電話して、時間外で診てもらうことに。
「点滴しましょう。準備しますから、椅子にかけて少しお待ち下さい」と言われた瞬間・・”ああ・・ナリヤ嫌がるやろうなあ、、、暴れたらどうしよう・・ナリヤもう帰りたがってるのに。。どうやって説明すんねん。。しかもナリヤ『注射しいひんやんなぁ・・？』って言ってるしぃ。。。と、一人悶々と考えてる間に、「ナリヤくーん」と呼ばれて行くと、「さあ、ここに横になってー」

もうここで、ナリヤの青ざめていた顔が更に真っ青！
無理矢理ベットに寝かせて、看護婦さんが身体を抑えて。でもこの時点で、朝から食べ物はおろか、飲み物も全て吐き、嘔吐の繰り返しで、しかも熱もあったナリヤの身体は、点滴の針を跳ね返す体力はあまり残っていませんでした。ハハハ。。よかったのか・・？
弱々しく泣いて、少しばかり抵抗してる間に、針は手の甲に一気に刺さり、ナリヤは観念しました。

それから約３時間半、ナリヤは点滴と闘いました。笑
終わる頃には、真っ青だったナリヤの頬が、少しだけピンクになってました。

お父さんに、「終わったよ」の電話をして、ナリヤに代わろうとしたら、何故か照れて電話にでませんでした。笑
点滴をした自分が恥ずかしかったみたいです。
子供ゴコロは難しいなぁと思ったワタシでした。笑

＊＊＊
病院について、車からおり、ナリヤをおんぶして歩いてる間、めちゃくちゃ心配してる気持ちとは別に、何故か心のどこかで”幸せだなぁ”と思ってしまいました。不謹慎だけど。
大切な人をこの手で守ってやれる、生きている実感みたいなもんかなぁ。
ワタシは絶対に死ねません。だってこの世に守らないといけない人がいるから。なぁんて思いながら、ナリヤをおんぶして歩いた診察室までの道でした。